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アジアンジャズはあるか!その.1

大きなコンサートが終わり疲労が残っている。 
コンサートは色々運営他で問題があるが、この音楽の未来は明るい。 

アメリカンジャズ(こんな言葉はないはずだが分かりやすいので使う)いわゆる米国をルーツとするジャズは今や形を変えて世界中に広まっている。 
私自身も10代からかれこれ40年以上アメリカンジャズをやり続けている。 
しかし、この20年ほど米国をルーツとするジャズにどうも一つの違和感を覚える。  
スタンダードジャズとは別としてコンテンポラリージャズという分野も 
出来ているがどうもよく分からない。と言うより無国籍に感じるのである。 
簡単に言うと自分の日本の風土の中から出来上がるジャズがないのかと言うこと。 

60年代後半菊池雅章、日野皓正、富樫雅彦らが日本に根付くジャズを追い求めていたが、それもフュージュンの波にのまれてしまった。 
2000年代に入りその流れはあまり変わっていない。 

そんな時期にアジアンジャズを創るという話しである。当然難しい。 
ここ旭川にきて28年。アジアンジャズを作るために来たと言っても過言ではない。 これから5年続ける「音のシルクロード」プロジェクトのなかで、 
アジアンジャズを完成させるというもの。 
基本メンバーはヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ギター2人、ベース2人、パーカッション2人、フルート2人計11名プラス木管6名、金管5名、打楽器4名計25名の大所帯。 

さて、手応えは・・・・。 これは出来る!! 

どこにもないものが此処で出来る確証を得たような気がする。 

和声を多用しない、長い息使いの旋律。大地に根を張る重い複雑なポリリズム。 
これから5年で完成出来る見通しも明るい。 
これを持ち世界にツアーに出るのも一考だが、それまで体力が持つかである。 

身体は疲労のピークだが頭は非常にクリアである。



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