スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

和製ジャズ温故知新/補助編.2/70年代日本のジャズ事情

和製ジャズ温故知新/補助編の2回目である。

1回目は欧米の70年初頭の事を書いたが、補助編の2回目
は日本の70年代を見てみたい。

そもそも、一度最終回まで行った和製ジャズ温故知新だが、大正時代から
振り返った和製ジャズ温故知新は70年初頭で振り返る事で終わっている。

なぜかというと、その後は自分にとってリアルタイムだからである。
そう、その頃もうジャズ演奏を始め時代の動きと流れの記憶があるからである。

しかし、今からもう40年以上も前の話、一度整理してみるのも悪くないと
思い始め、70年代の事を振り返っている。

「ジャズは70年代初頭に終わった」と言われているが、日本のジャズは
これを境として、大きく盛り上がっていく。
戦後のジャズブームとは大きく違う、和製ジャズの動きが生まれている
のである。

ここにあるジャズフェスティバルの記録がある。
「70年ジャズ・フエスティバル・イン合歓」
   ステラ・バイ・スターライト::日野皓正クインテット
   マイルス・トーン:日野皓正クインテット
   けいこたん:山下洋輔トリオ
   セント・ルイス・ブルース:宮間利之とニューハード+南里文雄
   ミニ・ママ:宮間利之とニューハード
   ふり袖は泣く:宮間利之とニューハード
   サン・パウロ:渡辺貞夫カルテット
   ダンシングミスト:菊池雅章クインテット
   墨絵:原信夫とシャープスアンドフラッツ
   A列車で行こう:原信夫とシャープスアンドフラッツ
   マジーズ・タングル:佐藤允彦トリオ
   セレニティ:佐藤允彦トリオ
   1970年7月23日三重県合歓の郷野外ホールで実況録音


このフェスティバルの立役者は明らかに、渡辺貞夫、日野皓正、菊池雅章の3人
だろう。戦後のジャズブームの終盤1960年頃に頭角を現す3人はそれぞれの
個性を発揮し和製ジャズを作り上げていく。

その中でも注目したいのは、日野皓正である。
60年代後半から自己のグループを結成し、マイルスデービスに影響された
サウンドをベースに、「アローンアローンアンドアローン」に見られるような
独自のバラードを発表、サングラスをかけファッション雑誌にも取り上げられ
る様な、ジャズのファッション性を体現する。

それは日野皓正ブームと言ってよいくらいのもので、高度経済成長の時代背景と
相まって、その後の時代においてジャズ演奏家がこれほどブームを作った例は知
らない。

その後日野はサングラスを外し、自分の音楽を確立する為に渡米する。
この辺がただのアイドルではなかった証拠である。

その後、彼は日野サウンドと言うべき、自己のサウンドを作り上げていく。




テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

Comment

非公開コメント

プロフィール

jazzmonth3567

Author:jazzmonth3567
ジャズマンスイン旭川ブログへようこそ!

最新記事
カテゴリ
カレンダー
06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
月別アーカイブ
リンク
最新コメント
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。